令和というひびきとともに始まり、10日間という連休があった5月が終わろうとしています。
とても長い1か月だったような感覚があります。
清らかな、まさに五月晴れというきのうがありましたが、最終きょうは、そろそろ雨があるようです。
今月の月末プリンをご紹介しはじめた27日の月曜日から、おひとりのご来店がないまま、きょうになりました。
悲しい事件は、自分が生きていて、お菓子屋などを営んでいることを、むなしく感じさせました。
そのむかし、このような社会のできごとを、取材して報道する仕事をしていました。
こんなことを根ほり葉ほりうかがって、こだああだと伝えることで、お給料をもらって生活していると、いやしさを感じることが、ありました。
伝えられるニュースやリポートに、めいるものがありましたが、それはまた、ちがうと、感じました。
失われたり、傷つけられる命の現実を報道されることで、自分は、どう生きるかを問われているのだろうと、思いました。きょうもあすもなくなってしまった命に、きょうもたぶんその先もあるであろう、あすあさって、その先を、どう生きるのか、です。
10年めをすごしてきたコルリの店は、あと1か月で10周年になります。
社会性を感じ得ないまま、存在しつづけている感覚は、菓子店だからとあきらめるものでは、ないでしょう。
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