2025年4月20日日曜日

エッグ、バード。イースター、そして


きょうはことしのイースターという、日曜日です。
来週は、ゴールデンウイーク、なのでしょうか。


たまごのかたちのサブレを焼きました。
コルリバードのサブレも、焼きました。

それから、季節のグリーン。
葉っぱのかたちのサブレも、焼きました。


自分の家でイースターをお祝いしたことがなくて、やはりそれは、ことしも。
でもなぜか、「的な」お菓子があってほしいと思うのです。


カレンダーがみえて、外の景色も季節をすすめています。
復活祭の日にあって、進みの感じえない自身をたしかめています。

ストレイシープなら、ストレイバード、でしょうか。
 

2025年4月16日水曜日

みどり


さくらはもうほぼ、いえ、ソメイヨシノではないさくらがまだ咲いていて、それはまたほほえましいすがたで。
でももう、季節はみどりに色づいています。

4月は半ばをすぎています。

お菓子も、新茶の季節になるからでしょうか。
よもぎも春らしい素材ですが、抹茶のお菓子がめだつころです。



 ときどき、そうだなあと作りたくなるのが、バジルのソースです。


いろいろな作り方を検索しながら。

バジルの香りを楽しむなら、オリーブオイルではないオイルがいいとか、ごま油がおすすめ、とか。
でも、EXオリーブオイル、というルセットもあり。
加える松の実の量も、歩合さまざま。
松の実ではなく、くるみをすすめる方もあります。


これは、「お塩は加えない方がよい。あとで使うときんい塩味は調整する」とあった記事にならったものです。


さまざまにみどりを、みて味わって、としたいです。

さて、ソースはどのように、使いましょうか・・・


2025年4月13日日曜日

たまご


お米にかぎらず、値段があがっています。

卵が広告の品と、¥98、¥100とうたわれて、

そう、10年ほど前のこの値段はお砂糖もそうでした。


いまは、倍。もはやそれ以上になっています。

広告の値段も、卵は¥198とか。それも税抜き。


たまごのかたちのサブレを、焼きます。



ことしのイースターは、4月20日なのだそうです。

一週間後、です。


コルリの店では、コルリが鳥なので、ということもあり、イースターの時季に、やれ鳥だ卵だとはりきって、スイーツをご紹介していました。


サブレは2種類。

ひとつの方には、トリュフが入っています。




 

2025年4月7日月曜日

BIS



さくらは、少し強い風でしょうか、時折の雨のせいでしょうか。散り落ちる花びらが、もうすでに、切なくみえています。


さくら香るスイーツ。

マカロン屋と呼んでいただいていた、コルリの店の折汁スイーツが、マカロン入りビスコッティです。


パウンドに使ったさくらの緑茶を加えて、さくらのイエージに合う色合いのマカロンを散りばめて、ピスタチオも織り交ぜて、焼いてみました。


コルリの店では、さくらなスイーツをちょこちょこと組み合わせた小さなお詰め合わせをご紹介していましたが・・・


軽井沢ではまだ、さくらと春を待つころです。

春を待ちながら、また少しちがう何かを待つような自分を確かめています。

それはまた、ことしも、いまも。


でも、待つことは、なにか少し、違うようなことも、確かめています。


ビスコッティは、ビス+コッティ。

ビス(二度)コッティ、焼くという意味のイタリア語です。

「アンコール!」のことを、「ビス!」と言います。



 

2025年4月6日日曜日

sakura

 


さくら咲く4月さいしょの週末。

さくら咲くスイーツたちを仕上げて包装したものたちです。

さくらの香りがするスイーツをふりまくはなさかじいさん、ならぬはなさかばばあでしょうか。

2025年4月4日金曜日

そして

 


いままでに何度か、これもこれもとご紹介してきた、カヌレ型で焼いたお菓子。

さくらの香りがする、パウンドケーキです。
パウンド型でも、そしてカヌレ型でも、焼いてみました。

季節の紅茶のパウンドケーキ
ほぼ毎年、この時季にご紹介してきたのが、さくらです。

この春は、さくらの緑茶で、焼いてみました。
カヌレ型で焼くと、ちょこっとちょうどよい、サイズです。

きっと、アフタヌーンティのだんだんプレートにのせたくなるような、感じがする大きさです。
さて・・・

今日は清明の日、のようです。

そして・・・?

2025年4月3日木曜日


さくらの日とされる3月27日から、ちょうど1週間がたっています。

開花のあとは、見ごろ、満開。

週末はあたたかくなるようです。


さくらのお菓子は、実際の桜花のだいぶ前から楽しめるようになっています。


こちらは、ようやく。


さくらのスイーツができます。

たぶん、きっと。
 

2025年3月27日木曜日

GOTO都道府県パズルGO TO


五島列島と北海道を焼いたサブレ「都道府県パズル」は、五島列島の位置場所をパズルとして楽しめるものとして、おわたしすることに、なりました。

長い島が細く繊細で、これはかなり、破損の可能性があります。
対象に焼いて、二枚あわせる補強策は、ショコラサブレのサンドになりました。

抜いた桜の花びらのところから、ショコラがみえます。
ホワイトチョコレートです。





 きょう3月27日は、さくらの日とされています。

ことしは大安吉日のさくらの日です。

2025年3月26日水曜日

GOTO都道府県パズル


さくらが開いています。
また季節がめぐってきました。

そろそろさくらがというころに、お問い合わせがありました。
コルリのおかしをご存じの方であればご存じの、「都道府県パズル」について、でした。

択捉国後、佐渡淡路島までありますよというものですが、

五島列島はないの、と。

さらにはその方が、ご両親が北海道と五島列島の方で、ご自分のルーツが、都道府県パズルに含まれていないことを、知らされました。

五島列島をしらべてみると、なんとも140ほどの島々があることを、知りました。

であれば・・・

五島列島だけでも大変なパズルになるでしょう。


でも、調べても調べても、拡大してもしても、140の島々を表してくれる地図に出合えませんでした。
すがたかたちがわかったのが、最大10でした。

10の五島列島と、北海道を焼きました。

五島列島のさくらは開いているでしょう。
北海道は、まだでしょう。

サブレ「コルリのきほん」の生地に抹茶をあわせて、五島列島の方には、桜葉をペースト状にして、加えました。北海道は抹茶だけですが、桜の花びらを抜きました。
ちょうど、親御さまのご出身である、岩見沢のところです。
岩見沢市は、ちょうど桜の花びら一片に、かたちが似ていました。

そして、コルリの「都道府県パズル」といえば。
パズルに取り組みながらめしあがれるおやつピースも、付属します。

コルリバードと、その方が愛されるギターのモチーフも、焼きました。

GOTO都道府県パズルです。
さあそして。

 

2025年3月5日水曜日

びん


きょうは啓蟄ですときくと、なにかしなければと思うようになるのは、さがでしょうか。

たぶん先月の間だったと思いますが、段ボール箱にいっぱい、かんきつが入ったおくりものがありました。

そのほとんどが、みかん。

そのほとんどを、なべで炊きました。

そのほとんど、とは、みかんの果皮です。

みかんをそのまま、いただいで、むいた果皮を炊いて、かくはんしたものです。


マーマレードやジャムのようにいただくものでしょうけれど、もしかしたら、シャーベットのようにしてもいいかもしれません。


なにかしなければ、とか

なんとかしなければ、とも。


ことしも啓蟄を味わっています。

雪をひとときふくんだ雨は、やんだようです。

 

2025年2月14日金曜日

マカロン屋の な


グラサージュをほどこしたハート型のアントルメは結局、サブレと、マカロンをあしらって、仕上げを終えました。

またことしも、ヴァレンタインデーがやってきて。

きっと、すてきなドラマや風景が、ことしも。



 

2025年2月13日木曜日

なもの


ヴァレンタインという日があると、ヴァレンタインなお菓子をと。

もう、菓子店を営んでいるわけではないのに、やはりそれでもなにか、作ろうとして。
個人的には、チョコレートや、ハートを好まないのに、やはりそれでも、ショコラやハート型のものを考えます。

ショコラとかんきつ、ゆずやレモンを組み合わせたスイーツを作ってみていましたが、ショコラ、かんきつ、そしてプラリネを合わせたムース仕立てのアントルメを、ハート型に仕上げました。

それから。

 タルトシトロンになるものも、クレームシトロンをハート型にまとめて、タルト台になるサブレ生地も、ハート型に焼きました。


向き合うように、コルリバードのサブレも・・・


グラサージュが余ったので、それならば。
このクレームシトロンの黄色いハートにも、ほどこしてみてしまいましょう。

ヴァレンタインに贈る先はありません。
お客さまに頼まれたお菓子もありません。

ヴァレンタインなおやつになりそうです。



2025年2月7日金曜日

な日和


ヴァレンタインでーが来週という週末は、ショコラを選んだり、贈るものを考えたり用意したり、というものなのでしょうか。

今冬最強という寒波がやってきて、実験課題のひとつに、取り組みやすくなりました。
という口実で、カヌレ実験を繰り返しています。

自宅の小さなオーブンで、小さなポーションのカヌレ型で、では何度ぐらいで、何分ぐらいがのぞましいでしょう。190℃、200℃。40分?50分 55分か。

自宅でこの温度でオーブンを使ってしまうと、かなりの顰蹙になります。

小さな型では、カヌレのもっちり部分が、減ります。
熱を入れすぎてしまうと、フランスパンの硬いところだけ、みたいな出来栄えになってしまいます。

でもかといって、蜜蝋を使わないこの型で、それなりによい色で、あげられるカヌレであってほしい。

最近、気になるカヌレに出合ってから、また配合も見直したくなったり。
実験のテーマはさまざまにあります。

きょうのカヌレは、かなり異なる香りがします。
でも、予想とはかなり異なる香りがします。

カヌレは、ビールでできています。
カヌレは、クレープの地にラムを加えたような生地ですが、ラムのかわりにビールを使ってみました。アルコールの度数がだいぶ違うので、牛乳の量をビールで、ラムの量を牛乳にして。

以前にビールのパウンドもご紹介したことがありますが、きっとこのビールも、種類がかわればまた別の・・・興味がさらに増してゆきます。

とはいえ、ヴァレンタイン1週間前。
なにか迫られるような、心持があります。
 

2025年2月2日日曜日

マカロン屋の西南西


ことしは2月2日、西南西だそうです。

今までに何度か、何度もこのタイミングに試したくて作ってきた「恵方巻」。
今までに一番、それらしいものが、できました。

お味も今までに一番、楽しめるものであればと、願います。
西南西には、何があるでしょう。


最近、覚醒と自省を促すお声かけがありました。

ため息をつくの、やめようよ。

言い訳するの、やめてもらえませんか。


であれば、この日記は、ため息と、言い訳を連ねたもの。

明日は立春、来福を願うことさらは、きょうの空によるのだけでありません。




 

2025年1月31日金曜日

ひらくまく


ことし最初の月が終わろうとしています。
節々に名付けられる言葉のうんちくが、心地よく、でもなんとなく自省自戒を彷彿させられてもいて、そういう感じです。

事始め、七草のあとに、鏡開き。
切る、割るという言葉のニュアンスから、かがみ(お餅)を「ひらく」と表現したという。
なんともなんとも、そうなのです。

そして、そろそろ。

イメージをかたちにしてみたい実験も、またひとつのかたちに、してみました。

以前に、何年前だかはもう、確かではないのですが、竹炭を使った生地で、恵方巻ロールをつくりました。このときは、シフォンの生地でした。
今回は、もう少し。海苔にみえるような生地は、クレープでしょうか。

食わる竹炭の量もぐっと増やしました。

巻き込むなら・・・
恵方巻はお寿司ですから、お米っぽさがほしい。
お米を入れるムースのルセットを思い出しました。
お米のムースは牛乳で炊いたリオレのようなものに、クレームシャンティを合わせてゆくものが多いのですが、そのときにヴァニラを入れたり、ブランマンジェのように牛乳くささを和ませる工夫があります。

ココナツを合わせるルセットを再現しようと思いましたが、ふと。
節分は、豆。

ココナツのかわりに、白あんを合わせることにしました。

そして。
なんとなく、きゅうりに見えるような、具材。
2色のキウイと、なんとなく、卵焼きのように見えるような。
我が家のオーブンで焼き時間、温度を調整し続けている、カヌレを切ってみました。
それから、赤は、そう、マカロン屋がつくるお菓子なので、やはりここに、マカロン。

どうでもよいこだわりは、自己満足ばかりなのですが・・・

ひらく、という言葉も、余興のあるものですが、巻くという言葉にもまた、よいひびきがあります。
 

2025年1月22日水曜日

マカロン屋のイメージ・・・

きょうはことし最初の22日、ねこの日です。

コルリの店があったころは、軽井沢に愛犬連れの旅のお客さま、お散歩の方が多くみられたことから、犬が食べられる愛犬のおやつをお作りして、いつも店においていたことからか、あるときそれではと、ねこが食べられる、愛猫家のお客さまに向けたスイーツを、考えてみたのですが、猫は犬よりも、スイーツを食べるより、おもちゃにしてしまうような傾向があって、それでは、この毎月22日のねこの日は、猫派なお客さまが喜ばれるような日にしたいと、実践していました。

とはもはや、思い出話なのですが、ねこの日はどうしても、ああねこの日かと、いう日になっていて、でもきょうのねこの日は、そういうスイーツは、ありません。

イメージをかたちにするという、恵方巻ロールの今回の果ての姿は、イメージどころか、季節外れの変色ブッシュドノエルさながらに、なってしまいました。

切り口も、これでは「おいしそう」ではありません・・・

一応、マカロンを飾って、立春待ちではればと、雪をイメージしたかんじに、して仕上げました。


イメージとは・・・

どういうものを、イメージしているのか、という追求から、解したことは、イメージするお菓子だけではなくて、きょう、いま、そしてこれから。

自分が何をどうするのか、どうしたいのか、それからもう、自分がどのように生きるのか、生きたいのか。

そのものが、不明であって。

我が家にも愛猫がいました。
我が家で飼った唯一の猫でしたが、彼は、かんきつをいやがりました。
かんきつの果皮をおろし始めると、しばらく避難。
それももう、だいぶ前の思い出話です。