かなわぬもの

 

おだやかに晴れた金曜日はまた、きのうと同じようで、きのうよりまた少し、風がおだやかになりました。

陽ざしのスポットライトに照らされたふきのとうは、もうすっかり開いていて、花になっています。

雪があまり降らない、あたたかい日の多い3月に思えるのですが、去年はどうだったか、あまりたしかな記憶がありません。

顔を出したふきのとうたちをみつけて摘んだ日も、3月のいつだったか、去年のいまごろだったような、でももう少し前だったのかも、しれません。

ホワイトデーが終わって、ご依頼いただいたスイーツの準備をしながら、日中、役場へ通いました。

提出した書類が通らず、追加で資料を提出したり、その資料もまた、さらにもう一度。

メール添付でファイルを送信し、でもやはり。確認とご伝達は直接、出向いて。

 

「なんとか、お願いいたします」

唯一、申請ができる条件と思われた、臨時給付金のお申し込みが、かなわないものになりそうです。

追加した資料をあわせて、申請は受け付けていただいて、審査に回していただけることにはなりましたが、審査の通過はむずかしいと、おこたえをいただいてきました。

 

なかったこと、みなかったものとすれば、かなわぬものも、忘れられるのでしょうか。

でもまずは・・・