おとずれるもの

ホワイトデーが過ぎて、3月が半分をすぎて。

スイーツの準備をしながら、店になにか、おとずれてくださった方が喜んでくださるような、また見に行こうと思ってくださるようなものを増やしたいと思いました。

それはもっとも、自分が喜べるようなものにほかならないと感じながら、加わったのが、クローバーです。

葉の多くが４つばのクローバー。よくみると５つ葉、６つ葉もあります。

 

ホワイトデーのスイーツをお作りしているさなかに、オーダーをいただきました。

ヴァレンタイン、ホワイトデーが終われば少し脱力するかもというタイミングに、励みをいただきました。

 

「コルリさん、知っている？」

ご近所からはじめてきいた話は、驚くものでした。

ここ１か月ほどの間に、コルリの店のある通りに、どろぼう被害が相次いでいるという話です。

あちらのお店はレジのお金をすべて。

あのお店はレジごと。

高級品をおかれているお店は、ブランド品がいっさい、消えてしまった。

カギはお店のガラスをこわされる形であけられるそうです。

 

「コルリさんも気をつけないと」

コルリは、お菓子しか置いていないのが見えるから、スルーされてしまうのかもしれません。

レジのお金も、それほどないのが、見とおせるのかもしれません。

侵入を考えるものには、四つばのクローバーも、価値のあるものでは、ないでしょう。

 

おとずれてほしいものが、おとずれるように。

 

ご依頼のスイーツギフトが、きょう軽井沢を出発します。

出発できるように、準備をしています。