2026年3月22日日曜日

FIORIRE


フィオリーレという動詞があります。

イタリア語で、花咲くという意です。

お花はFIORE、フィオーレが咲くので、フィオリーレ、です。


ヨーロッパは三月のある日に、ぐっとあたたかくなって、花々がいっせいに開きます。


あのマカロン屋と呼んでいただいていたコルリの店で、さくらの時季にご紹介していたマカロンは、線描きをほどこした、卵型でした。

毎年ちがうイースターの時季とあわせて、さくらや、コルリバードをえがいたマカロン。

さくら、さくらもち、それから

さくらんぼうを使ったチェリーとピスタチオや、フォレノワールといったフレーバーをよく、お作りしていました。


昨春はつくらなかったマカロンを、今春は、焼きたくなりました。


さくらの緑茶と、さくらの紅茶の茶葉をマカロン生地に織り交ぜて、三種類のたまごができました。


3月26日が、さくらの日とされています。

満開のさくらとともに、味わっていただきたいです。


 さて、どなたに・・・・


きょうは今月のねこの日、です。

コルリの店では、ねこの日に、ねこ派なお客さまになにかと、ご用意をしていたものでした。


先月のグランねこの日も、きょうも、そして・・・

2026年3月20日金曜日

季節の都道府県パズル


ことしのさくら便りがきかれています。

さいしょは高知だったとか。
そして、翌日は東京の開花宣言がありました。


コルリの店でご紹介していたサブレ「都道府県パズル」を、さくらモードにして焼きました。


お花見スイーツになるかも・・・


「都道府県パズル」は、択捉国後佐渡淡路島までピースがある、サブレです。

都道府県パーツだけだと、パズルに取り組む間に召し上がってしまって、完成しないという、お客さまのお話をうかがってから、都道府県だけではないサブレを添えて、セットになりました。

パズルにむかってくださったお客さまの平均の所要時間は2時間半ほど。
地方ごとに袋にまとめているのですが、県と県の合わせ方が難しく、時間がかかるのだそうです。
二時間をこえれば、召し上がってしまうのも無理はありません。

 さくらの花と花びらと、リーフをあわせて、まとめてみました。


そして、コルリバードも。


おひさしぶりのコルリスイーツを、ふりかえりたくなっています。


さくらが咲いたという東京のきょうは、ひねもす、傘日和でした。

2026年3月8日日曜日

ミモザの日


マカロンを仕上げました。

ミモザの日のとっておきおマカロンをイメージした結果は、こんな感じです。

ラメのように輝くお砂糖を飾りました。

フレーバーは、迷いましたが、この色であれば。

レモンです。

包めばやはり、どなたかに贈りたくなります。


 ミモザのブーケの方が、うれしいかもしれません。



2026年3月5日木曜日

ギンヨウアカシア


3月8日がミモザの日と知ったのは、もう、30年近く前、イタリアにいたときの3月でした。

町中に小さな丸い花をたわわに携えたミモザが、あふれていました。

イタリアでは、男子が女子に、ミモザの花を贈る実とされていると、知りました。

職場のお仲間だったダニエーレさんは、特別に彼女にミモザの花束を用意していて、見せてくれました。

ミモザの花たちの真ん中に、赤いバラが一本ある、特製でした。


ミモザの花は、ギンヨウアカシアが和名なのだそうです。

国連が女性の日、ミモザの日とこの日を定めたのは、1975年だそうで、それではもはや、51年めになるとは。


ミモザ色のマカロンを、作りました。

フレーバーは・・・


巷に、どちらでも、置かれるスイーツになっていたマカロンは、もはや、推されるスイーツではなくなっているのは、日本ならではなかもしれません。

でも、半世紀を経て、なじまれるようになったミモザの日に、あらためてマカロンを、楽しんでいただけたら、よいなあと、言い訳いたします。

 

2026年2月24日火曜日

キャロバナたられば


グラン猫の日という2月22日は、あたたかな3連休としてすぎて、コルリの店であったら、こうだったかもああだったかもと、ただもう、そんな回想も、哀も楽もないものに、なっています。


でも、こうでもない、ああでもない、という実験は続いていて、そのひとつが、バナナケーキとキャロットケーキです。

コルリの店では、気に入っている配合のバナナケーキ、キャロットケーキを3種類ずつ、それぞれカットして、3カットをパックにして、ご紹介していました。
シフォンケーキも、カットを3種、3カット1パッケージにして、置いていました。


バナナケーキとキャロットケーキは、本当にさまざまで、検索すると、とにかくたくさん、出てきます。へえ、と気になる配合を試したり、も、するのですが、そうしながら、マイレシピを確かめたり、もしています。

 最近の関心は、バナナキャロットケーキ、キャロットバナナケーキです。

バナナと人参を両方使って、バナナと人参が織り交ざったケーキのレシピをみました。
複数みつけたルセットは、いずれも、バナナと人参を同量、使うものでした。


バナナケーキと、キャロットケーキをそれぞれ、こんどはそれを、バナナキャロット、キャロットバナナにしても、焼いてみました。

バナナケーキとキャロットケーキが両方、いいところどりできる、ケーキ、なのでしょうか。

そして、シフォンケーキも、バナナとキャロットで、焼いてみました。
シフォンケーキでバナナケーキやキャロットケーキを味わうような・・・
そのミックスも、焼いてみたら。

たられば実験は、おつきあいいただけるように、包みました。

どなたに、おつきあいいただけるのでしょう。

2026年2月11日水曜日

90歳のお誕生日ケーキ


建国記念日の日がお誕生日というお客さまがおられました。

軽井沢へのお出かけの折に、たまたまコルリの店をみつけてくださって以後、コルリスイーツを思い出してくださると、お菓子を頼んでくださいました。


シュトーレンは毎冬。

そして、熟成フルーツケーキも、気に入ってくださっていました。


あるとき、おとりよせで熟成フルーツケーキをオーダーくださいました。

八十歳になられる、そのお誕生日ケーキになさりたい。

また、記念に、ご知己にお配りになりたいと、伝えてくださいました。


そのお客さまが、90歳になられます。


90歳のお誕生日を、熟成フルーツケーキとともに、おむかえいただいています。


 

2026年2月3日火曜日

くさらないケーキ


 
節分の翌日は立春。

二十四節気なるほどなあと感じられるあたたかさが、数日あるといいます。

元旦に焼いた熟成フルーツケーキを、解禁(?)しました。

コルリの店があったころ、いつもご紹介していた、定番スイーツです。

りんごをバター、砂糖、さまざまなフルーツを合わせて、お酒を加えて炊いたミンスミートを、半年以上ねかせて、そのミンスミートを使って焼いてから、一か月以上ねかせてお出ししていた熟成フルーツケーキ。

お客さまがそれぞれに、お日保ちを楽しまれていて、2年たっても召し上がれるとか……
「くさらないケーキ」を。
あるとき、このフルーツケーキが、そう呼ばれていることを知りました。

元旦に焼いたケーキは、昨年のゴールデンウィークに炊いたミンスミートを使っています。

ことしは「恵方巻ロール」は作りませんでした。
豆まきもしませんでした。

くさらないケーキの作り手は、くさらぬ人であれば・・・

2026年1月6日火曜日

なりゆきデロワ・・・


1月6日エピファニーは、ガレットデロワの日です。

ピカピカのデロワたちが、王冠の紙飾りを伴って、並びます。

フィユタージュにクレームダマンドをたっぷりはさんで焼いた、パイです。

中にフェーブ(和訳、豆)を入れて焼かれ、切り分け、フェーブを当てた方が、ロワ(Rois=王様)という、イベント感のあるお菓子です。


コルリの店では、15年の間に、2度、作ってご紹介しました。

ぜ~んぜん、ご興味を持っていただけなくて、おもとめがほとんどなくて、自分で食べるばかりで、でももう一度、作ってみたのですが、やはりその年も、ほぼロスになりました。


美しいガレットデロワがあふれるなかで、それでは何かと、目先をかえたものを作ってみようと、やってみたものだと振り返りながら、ことしまた、焼いてみることにしました。


フェーブは、豆。陶器のフェーブではなくて、黒豆を、ダマンドに織り交ぜました。

どなたにも、フェーブが当たるように。黒豆なので、ダマンドには抹茶を加えて、和な感じにしました。


フィユタージュは、黒い粒がところどころに、あります。

黒トリュフのトリュフソルトで仕込んだ、生地です。

飾りのコルリバードサブレも、トリュフソルトが入っています。


なりゆきで、できたものは・・・・


エピファニーは、公現節と和訳されます。

実験結果は、漢字のごとく、たしかめています。

 

2026年1月5日月曜日

いまさらシュトーレン


クリスマスのころにオーダーをいただいて、作ることになったシュトーレンができています。


12月30日に焼成、10日から2週間ほどねかせてからが、シュトーレンの食べごろとされています。

であれば、鏡開きの日がちょうど、そのころになるでしょう。


コルリの店では、11月の後半に連休があればそのころから、シュトーレンをご紹介していました。

シュトーレンは、お菓子屋の鏡餅とも呼ばれることもあり、年頭も、シュトーレンを並べていました。


また、いつのころからか、いわゆるシーズン以外にも、シュトーレンを焼いて、春や秋にも、置いていました。

それが「いまさらシュトーレン」で、POPにつられてふふと微笑みをうかべてくださるお客さまが、そのままシュトーレンをお選びくださったり、というスイーツになっていました。


シュトーレンは、いくつか「具」、内容をかえて何種類かご用意していましたが、今回は1種類、和栗とピスタチオです。

茨城、信州の栗を渋皮煮にしたもの、それから、信州の山栗を、使いました。

生地にピスタチオを加えました。

それから、巻き込む自家製マジパンは、栗とピスタチオのペーストを加えた、モスグリーンのものです。

おひとりじめできるぐらいの大きさ、一二度でお召し上がりきれるぐらいの、大きさにしています。


ご注文以外にも、できています。

コルリのお菓子を思い出してくださる方、いまさらシュトーレンにご興味をくださる方がおられましたら、お声かけいただきたいです。


1月5日。

あすは、ガレットデロワの日なのですが・・・



 

2026年1月1日木曜日

かがみもち


また迎えたきょうが、いつもより大掛かりなものに思える日があって、でもその特別感は、自らが節目を見出し感じて、それをどうこうするかは、自ら次第なのでしょう。


年を越して、お客さまをお迎えしながらすごしたお正月は、この前のことのようで、でももう、軽井沢にいない新年が、3度め。

現実をたしかめています。


クリスマスを待ちながら、待降節にいただくシュトーレンを、ほぼクリスマスな日にオーダーをいただいて、お作りすることになっていました。


新しい年の、最初の仕事は、シュトーレンの2度目の砂糖がけになりました。

そして今日は、熟成フルーツケーキを焼きます。

焼いて一か月ねかせてお渡しするフルーツケーキも、元旦とすれば、覚えておきやすいし、記念になる感も・・・


シュトーレンは、お菓子屋の鏡餅ともいわれます。

焼いて1週間から10日ほどしてからが、食べごろになります。

であれば、ちょうど鏡開きのころ。


おだやかな小春日和でした。

抱負、目標、希望。

先を見、ねがう前に、j自分がいる現在と現実をたしかにしたいです。




 

2025年12月31日水曜日

TATIN480%


 クリスマスから1週間、ことしが終わります。

いただきもののりんごを、タタンにしました。

いただいたりんごは5ケ。
切ったりんごは1.6キロありました。

バター、砂糖でヴァニラを加えて炒めてから、型に詰め込んでオーブンで3時間ほど焼きました。

五分の一ぐらいの1切れを、別にして焼いたものは、テスター。
480%のタタンです。

りんごのケーキ、として、作りたい、召し上がっていただきたい、と思うのが、なぜかタルトタタンです。

年越しスイーツ、いえ、お年賀スイーツ?
願いすぎかもしれません。

明日からの新しい年に、希望をもちたいと、願います。
「希う」に仮名をおくれば、ねがう、なのだそうです。

2025年12月24日水曜日

いただきもの


アドヴェントカレンダーが開き終えるのが、クリスマスイブの日です。


冬至にいたるころに、いただきものがありました。


りんご。

メモ書きが添えてありました。


作っていただけますか。

お菓子のオーダーでした。




リクエストは、このりんごを使ったケーキ。

そして、コルリの店でご紹介していた、熟成フルーツケーキ。

それから、シュトーレンでした。


シュトーレンは、アドヴェントカレンダーさながら、クリスマスを待ちながら少しずつ切り分け、いただくものです。

でもお菓子屋の鏡餅ともいわれていて、コルリの店では、豆まきやヴァレンタインのころまで召し上がれるような、また、「いまさらシュトーレン」と名付けた時季外れなシュトーレンがありました。


クリスマスはやってきていて、シュトーレンは、すぐ作っても、クリスマスを待つお菓子にになりません。

熟成フルーツケーキは、炊いて半年以上ねかせたミンスミートを使って焼いて、1か月ほど置いてから召し上がっていただくもので・・・


りんごのケーキはどのようなものを、イメージされているのでしょう・・・


それから、お菓子をお作りする時間のある日は・・・


うかがえば、もうひとつのメッセージをいただきました。

いつでもいい。


クリスマスは明日ですが、とっておきのクリスマスプレゼントをいただいたような、気持ちがしています。

お花であれば、バラのような・・・

 

2025年12月22日月曜日

至る


ことしの冬至は22日なのだそうです。

以前にここでご紹介した、さつまいものドゥミセックがまた、姿をかえて、焼けました。


さつまいも、紫芋、さつまいもの生地にココアや抹茶を加えて、マーブルになりました。

クリスマスはあさって。

ことしは、シュトーレンもヘクセンハウスも作らずに日が時がすぎています。


 

2025年11月23日日曜日

WORK


きき茶のパウンドたちは、カヌレの小さな型でも、焼きました。

パウンドのカットを4切れとは、利き茶するには、ボリューミーでしょう。
小さなカヌレのサイズであれば、ちょっとずつお味比べができるのでは・・・

 きょうは勤労感謝の日の祝日です。

そのむかし、新聞社に勤めていたころの先輩から、いただきものが届きました。
変わらぬ肉筆のおたよりが一緒でした。

前を向き、徹底して考え抜き、覚悟を持ち、
(中略)
そして再び起ち上がる([立ち上がる]?)。
(中略)
出来れば、そうして。

実験は、仕事ではないのでしょう。
いえ、実験ばかりではありません。

コルリの店を、ママンは「ひまつぶしのおままごと」と言っていました。
菓子店ばかりではないでしょう。
自分の人生は、生を終えるまでのひまつぶしに見えるのでしょう。

でも、やはり、いえ、きっと。
実験はWORKであるでしょう。

2025年11月22日土曜日

きく


この11月は、三連休が二度あってこの三簾優羽どのように過ごされるのでしょう。
コルリの店のあった軽井沢は、だいたいもはやもう、紅葉は盛りをすぎて、でも深い紅色の葉が落葉のじゅうたんに加わって、その木々の姿が、軽井沢の代名詞でもある霧のなかに、浮かぶようになります。

そういう11月の後半の休日にあわせて、季節のお菓子準備が間に合うように、していました。シュトーレンは10日から2週間ほどねかせてからが食べごろとされています。ちょうどこのころにできていれば、ちょうどいい感じで、待降節になります。


ことしの三連休、紅葉よりいちょうの黄葉の東京は、デフリンピックが開かれていて。

それが言い訳ではありませんが、ふと、「きく」という言葉を考える機会になりました。

実験は、きき茶。
コルリの店では定番スイーツに紅茶のパウンドがありました。
アールグレイを基本に、バラの紅茶や緑茶とミント、レモンとしょうが。
季節のフレーバーのある紅茶のパウンドもご紹介していました。

お茶をきく、利き茶のパウンドを焼き分けるのが、今回の実験です。
アールグレイには、自前のレモンピール、かぼすのピールを織り交ぜました。
それから、ライチの紅茶。
そして、ジャスミンにミントをはじめ、ハーブをミックスしたグリーンハーブ。
青い色は、バタフライピーの紅茶です。

きく。利かせる。
なにか聞こえるでしょうか。



 

2025年10月31日金曜日

TRICK OR


 かぼちゃ実験は続きがあって、かぼちゃのお菓子が細長いかたちになりました。
TREATになるかもしれません。

かぼゃのパウンドとブラウニーをそれぞれ、抹茶、ココアを加えて、マーブル模様のお菓子になりました。
ことしはどのような、ハロウィンの日になるのでしょう。


実験報告を先日いたしましたが、思わずおたよりがありました。
匿名の方から、3か月ぶりですね、と。
そして・・・


この日記帳をみてくださっている方がおられることに、驚きと当惑をたずさえた喜びがありました。

TRICK OR……

ハロウィンは特別な日です。

2025年10月28日火曜日

かぼちゃ実験


かぼちゃのかたちのフレキシパンがひとつあって、出番があまりないのですが、またこの季節がやってきていて、久しぶりに使うことにしました。

安価になっていて思わずまるごと買ったかぼちゃが、あまりおいしくなくて(いえ、切ってみるとあまりおいしいかぼちゃではなさそうだったので)、これが言い訳に、かぼちゃ実験をしました。


かぼちゃのパウンドの生地、それからホワイトチョコレートと、米粉を使うグルテンフリーのかぼちゃブラウニーの生地です。


待っちゃあココアを加えて焼き分けてみれば。


ハロウィンが三日後になっています。


 

2025年7月27日日曜日

すいかの日



7月27日が、すいかの日なのだそうですよと、コルリの店でお菓子をご紹介していたころ、よくよく、お伝えしていたものです。

語呂合わせ的には、ツナの日、かもしれません。
7月27日がすいかの日だというのは、すいかの皮の模様が綱のようだから、とされる、とあって、それが曰くだといいます。

毎夏、すいかのマカロンを作って、おつきあいいただいてきました。
コルリの店があった軽井沢のある長野県には、松本市の波田という地区がすいかの名産地とされ、日本有数のブランドスイカですよと、されているすいかを使って、とっておきのすいかなマカロンを作っていました。
今夏のすいかのマカロンは、波田のすいかではなく、でもきっと、おいしいすいか。

フレーバーはなんとなく、今までどおりになるのでしょう。

核になる肝心のすいかを、加工します。
 

暑中お見舞い申し上げます。
なにかのごあいさつになるような、マカロンになればと思います。