約1か月前に、ご相談、ご依頼のお電話をくださったお客さま。
お電話口で、ガトーショコラにグラサージュをした濃厚なショコラに、フランボワーズをあわせ、そして必ず、マカロンをかざってくださいと、リクエストをいただきました。
ご予算は、ひとつのケーキ、ひと味では、もったいないものでした。
元旦。とっておきのショコラをめしあがっていただきたいと思いました。
クリスマスの前とあとに、さまざまな産地のカカオ、カカオのパーセンテージのちがい、ガトーショコラをさまざまに、作ってみました。
結局、どのショコラ、そんなカカオがよいか、結論はなく、それぞれに、おいしく楽しめるものとして。
きょうのガトーショコラは、ききカカオもお楽しみいただけるような、集合体になればと思いました。
お約束のショコラは、土台部分。
ですが、土台のショコラは、卵、乳製品、小麦、そしてチョコレートも使用していないのに、なぜかちゃんと、ガトーショコラになっている、息災なショコラです。
ここにフランボワーズと、ピスタチオのショコラのガナッシュモンテをサンドして、グラサージュをしました。
そして、産地のすべてちがう、でもすべてカカオ70パーセントのショコラで焼いた、いつものコルリのガトーショコラを、ショコラでコーティングした、ききカカオなキューブ型ショコラ。
そして、なんとも、ボザール風にしあげた、キューブ型のスイーツは、これもまた息災。
卵、乳製品、グルテンフリーなココア生地にボザールしている白い部分は、卵不使用のお豆腐のレアチーズなムースです。
ショコラのおめしあがり比べのおはしやすめに、または、一緒に召し上がっていただく味変にも、していただけるのでは。
より丑感とお味の楽しさを添えるために、表面をホワイト、ショコラのガナッシュでブラッシングしました。
ききカカオなキューブショコラと、ボザールなはしやすめショコラは、コルリからのプレゼントです
リボンかけをしてみました。
ケーキをめしあがる際に、リボンをもっていただけば、ボザールはすっとおとりはずしができます。
キューブのショコラたちは、ピックの先端にリボンをあしらったものです。
ピンチョスのように、召し上がっていただくことができます。
ショコラ、フランボワーズを使いながら仕上げたマカロンと、フランボワーズをそえて、仕上げました。
お電話でのお話より、はやく店にいらしたお客さま。
「こんなケーキ、みたことない」と、お笑いをくださいました。
でもまだ、あるのです。
初仕事をくださったお客さまに、初笑いもいただいた、マカロン屋の元旦ガトーショコラのご紹介のつづきは、またあらためて、させていただきたいです。
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