2019年6月24日月曜日

卵と乳製品を使わず、添加物も使わないオーダーケーキのかたち



きのうの夕方から、くもりが霧になり、雨になり、雨は雷をともなって降りました。
その間に、町の、どのあたりがどれぐらいかは、わかりません。
2度、停電のタイミングがあり、夜間、未明に店に様子をみに、戻ったりしているうちに、きょうになりました。

きょうはずっと雨かと思えば、昼前から少し、傘がいらなかったり、する空にかわっています。


週明けのきょう6月24日は、UFO記念日で、ドレミの日、なのだそうです。
生の卵と乳製品にアレルギーのおありになるおじょうさまのお誕生日ケーキをお作りするお約束をして、加熱してあれば大丈夫というお話があったものの、それでは卵と乳製品を使わないケーキをお作りすることにした、ケーキのお話です。


それならばいっそう、食用色素やベーキングパウダーのような合成添加物も使わずにお作りしようと、決めました。


これまで何度か、ベーキングパウダーや重曹であげてきた、卵なしのスポンジは、今回はイーストの力を使うことにしました。
パン生地に、ビーツを入れて焼きました。



クリームを使わないアントルメを考えたときに、思い浮かぶのは、ゼリーです。
ゼリーだけでは、ケーキに見合わないので、ゼリーにプラスアルファ。
フルーツをあわせたゼリーを使うケーキは、むかし家にあったケーキの本のような時代から、みかけるものです。
下にスポンジをおくもの。その下にクッキー生地もあって、タルトのようになっているもの。
そういうイメージで、ケーキを考えていました。


また、ビーツを使ったケーキに、ヴェルベットケーキというものがあります。
ビーツに出合ったときに、何度かコルリでも作ったことがありますが、それもまた、思い出しました。
ハート型にゼリーを仕込んで、ビーツ色のパン生地をしいて、サブレ地にあわせる予定をたてましたが、また悩みました。

ゼリーの重みで、パン生地のふわふわはつぶれて、ふわふわの意味がなくなってしまうのです。


もう一度考え直して、結論としたのは、シャルロットのような、つくりです。
パン生地で覆ってしまうと、ゼリーがみえなくなってしまいますが、そうすることにしました。


ゼリーは、ピンクとヴェルベットの素材たちを使いました。
4歳なので、4を意識してみました。
4種類のベリー、4種類のぶどう、それからカシス、いちじく、プラム、そして、アンパンマンなので、あずきもプラス。
果肉と果汁で、ゼリーができました。
ゼリー液が、パンの壁にしみこんでいます。
たぶん、このケーキは、サバランのようなケーキかもしれません。


ベリーグレープなヴェルベットのハートに、ハートと4、アンパンマンをあしらって、デコレーションが完成。
のせきれないサブレたちは、添えて遊んでいただいても、お土産にお持ち帰りいただいてもよし。

となるはずでした。


このケーキのお話は、まだ続きます。
またあらためて、ご紹介させていただきたいです・・・

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