2020年5月26日火曜日

宿題ではない宿題のゆくえ

もうそろそろひと月前のことになるというのが信じられないようですが、実家からたけのこや葺の煮物やらおそうざいがとどきました。
先日、ねこの肉球のフレキシパン型で、もやや8年ごしの挑戦課題だった月餅を作ってみたというお話をいたしました。

ママンにあてて、半ば冗談で「月餅を作ってみたけれど、食べる? 送りましょうか」とおたよりすると、意外な返答がありました。
パパンが、食べたいと、それも小豆のあんではなくて、木の実あんで中華街にあるような月餅が食べたいと、話していたよというのです。

では本当に、送ろうということになりました。
「それだったら、作りなおそうか」ということにも、なりました。

はじめて作った生地のうまくいかなかった部分の見直し、それからまた、新たに月餅のレシピをさがしました。
生地が残ったり、あんが残ったりして、それを使うためにまた作って、と、種類が増えて、全部で、6種類になりました。

月餅の型は、コルリの店にはありません。
肉球型は、おわかりいただけそうな表現をすれば、マクドナルドさんのチキンマックナゲット1つ分の大きさぐらい。とても食べやすい大きさで、気に入っていたのですが、形がうまく出なかったのと、形が月餅らしくなく感じるので、なにか別の型がわりをさがしました。

小さめの、花形のフレキシパンを使うことにしました。
バラの形をしています。

すずらんの花咲く軽井沢は、そろそろ、バラ園の季節になります。
またぐ月は、バラが咲きます。

いろいろできた「月餅」たちをあれやこれやと試食しながら、メモがきを書いて、おそうざいが入っていたパックにおさめなおして、おそうざいが入っていたバッグとともに、送りました。

コルリスイーツに、月餅が加わる可能性は、あるでしょうか。
軽井沢で月餅という、イメージのギャップもあります。
でも、信州、軽井沢の季節素材で、らしさのある月餅をつくることができます。
お蔵入りにしたくない、スイーツです。

バラの花の季節はもう、そろそろ。
といえば、五月ももう、さいごの1週間。


月末になっています。

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