2018年12月29日土曜日

卵を使わずにお作りするピアノとバレエなバースデーケーキ

 またきょうも、晴れた空から雪が舞っています。
でもきのうより風がつめたくて、最高気温は零度をこえないといいます。
でも、プラスになっているように感じる明るさがあります。

卵をめしあがれないお孫さんのお誕生日ケーキを、オーダーいただきました。
以前は小麦粉にもアレルギーがあり、卵、小麦なしで、米粉を使ってケーキをお作りしてきましたが、小麦が解除になったおじょうさまです。
でも、そのころに、飾りに使っていた米粉のサブレを気に入ってくださり、今回のケーキにも、米粉サブレをたくさんプラスしてほしいと、リクエストをいただきました。

 ご成長、ご年齢にあわせてさまざまなキャラクタースイーツを作らせていただきましたが、今回は、主役が夢中になっておられる、ピアノとパレエを、ケーキに表現してほしいという、ご希望をいただきました。

ピアノ型のケーキは、すぐに思いついたのですが、そこにバレエをどう、組みこめるかが、しばらく悩める宿題になりました。
結論は、ト音記号と音符たちを、バレエシューズ仕立てにしたり、チュチュを着せて仕上げて飾るものに、しました。
 サブレのパーツは、米粉でできています。
よく線描きにしているシガーの生地は、卵白を使用するため、線はすべて、チョコレートで描いています。
マカロンをおつけしたいのですが、やはりマカロンも、卵を使うスイーツなので、米粉サブレのみ。
同じお味ではつまらないので、抹茶とココアを加えて、お色だけでなく、お味もちがうものを焼きました。
 やはり今回も、ショートケーキ仕立てなのですが、オーダーがいつも、1か月ほど前にいただけるため、今回は、さらによりふわふわのスポンジができないか、追及しました。
これまでベーキングパウダーの膨張を使ってスポンジをあげてきましたが、もっと風合いのちがうふわっとしたスポンジができないかと思っていました。
今回の結論は、イーストであげるパン生地です。
まっさらな白、抹茶、フランボワーズの果汁のピンクでそれぞれパン生地を焼いて、スポンジとして使用しました。
3色のスポンジをそれぞれ重ねながら、ピアノ型のケーキができています。
間には、きいちごと、いちごのショコラのガナッシュが、ちりばめてあります。

飾りきれないサブレは、もしこわれてしまった場合の予備も含めて、別に添えてお送りします。


このたびも、オーダーをありがとうございます。

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