2021年5月27日木曜日

きらきらのゆくえ そして

 

サバランのような、オレンジケーキのような、さわやかじゅわっとしたオレンジのようなかたちのスイーツを、ご紹介しました。

本日のおすすめと、きのうご案内したそのあと、ご来店がありました。

「いくつありますか」

ご紹介した「さバラん」はすべて、 不意のご来訪のおかいものに、なりました。

オレンジといっしょに。

店のかんきつたちを、きらきらにしています。

 

 

ひまだからできること。
店をはじめてから、いえ、始める前にも、そう言われたことがありました。

いろいろ、興味があるのですね。
好奇心があるのですね。

かんきつを、ピールにしています。
大きなパティスリーでは、もっぱら、業務用になったものを仕入れて使われるものです。

コルリでは・・・
ほぼ100パーセント、ピールは自家製です。

これは、日向夏。

表皮はゼスターでこすって、別のお菓子に使います。
皮の、白い部分を使って、ピールを作っています。

かんきつ類は、へたや筋、種、ふくろを残して、すべて、ピールに使ってしまいます。

ピールの最終加熱のときに、果汁を含ませて、仕上げています。

できたピールは、何に使いましょう。

フルーツケーキや、季節のシュトーレンのようなお菓子にも使いますが、そうです。

何に使おうという結論は、いつもマカロンに終始しています。

軽井沢マカロンの「かんきつ」は、季節ごとに少しずつ、かわっていて、そのときそのときで、ちがうお味になっています。

ルビーグレープフルーツ、みかん、ゆず。


レモン、オレンジ、ライム。

これでピールを作ったらどうかしらと、
でこぽん、かぼす、すだち。

かんきつのピールが、虹の数以上になりました。

さて、それではどうしましょう。


そしてまた、別のどうしましょうが、存在しています。
5月が、月末をむかえているのです。

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