2023年5月21日日曜日

イキメヤモ



 コルリの店のコルリから、イキメヤモということばをきいたのは、もうだいぶ前からで、それがいつだったか、たしかな記憶がありません。


コルリの店の「青い鳥の菓子店の夢物語」は、2009年7月にはじまりました。
物語の節目を千夜一夜にすれば、さいしょの千夜一夜ほどで、夢物語はいったんピリオド。

9か月ほどして、いまの場所に移転再開した2013年3月から、この「マカロン屋の新しい日記帳」がはじまりました。

2013年は、ちょうど、軽井沢ゆかりの堀達雄さん「風立ちぬ」が、軽井沢のある佐久地区出身のシンカイ監督が手掛けた映画が放映された年です。

「風立ちぬ いざ生きめやも」というフレーズにわいた年から、10年がたっています。

コルリのイキメヤモは、「風立ちぬ」にきかれる誤訳相違話を知ってか知らずか、どういう意味合いかは知れませんでした。

コルリはイキメヤモを発しながら、軽井沢にとどまっていました。
でも、菓子店主が交通事故に遭って搬送されて、以後のリハビリ生活がありました。
そのあと、長大な、アマビエとマスクの時世がやってきました。

そしてまた、コルリのイキメヤモをきくようになりました。



コルリの店のコルリのイキメヤモは「生きめやも」で「行きめやも」だったのかもしれません。

コルリの店のコルリが、旅立ちました。


青い鳥の菓子店に、青い鳥が存在しないのであれば、コルリの店は、ありません。

コルリの店は2009年7月にオープンしました。
あと2週間ほどではじまるはずだった15年めの夢物語は。

いざいきめやも

青い鳥の菓子店の夢物語は、千夜一夜を1巻と新3巻でまた、ピリオドがやってきたようです。



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