もはや、春です。
包んだお菓子は、お菓子屋の鏡餅ともいわれる、シュトーレン。
いわゆる時季をはずれてできたシュトーレンは、コルリの店で、「いまさらStollen」とご紹介したことが、幾度かあります。
国内産というレモン、マイヤーレモン、オレンジ、ミネオラオレンジ、ホワイト、ルビーのグレープフルーツ、みかん、しらぬい(でこぽん)、せとか、かぼす、すだち、そしてゆず。
12種類のかんきつの果皮でできたピールを織り込んで焼いたシュトーレンです。
橘は、タチバナ、なんとかタチバナと名付けられたかんきつがありますが、かんきつの総称でもあります。と、それを確かめようと辞書検索すると、ふしぎなことばに出合いました。
ときじくのかぐのこのみ。そのむかし、橘はこう呼ばれたのだとか。
昨年の10月から、日記を開かずにおりました。
くり返し続けたあやまちが、もう背負いきれないものになって、体も心も動かぬものになっていました。
ハロウィン、クリスマス、ヴァレンタインがすぎてゆきました。
コルリを思い出してくださり、季節のおかしのご相談をくださいました方に、お詫びと感謝を申し上げます。
冬が過ぎ、春になっても、冬も春もないまま、あすはこんどは、ホワイトデー。
この強い風はおさまって、おだやかな晴天になるといいます。
そういえば、
風立ちぬ。いざイキメヤモ。
何かの折に、この日記で、ゆかりの文学作品をひきあいにしたことがあります。
でもその軽井沢は、いまはもう、ここではありません。
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